岡潔の言葉 ( その7 ) [岡潔]
いま、 たくましさはわかっても、 人の心の悲しみがわかる青年がどれだけあるだろうか。 人の心を知らなければ、 物事をやる場合、 緻密さがなく粗雑になる。 粗雑というのは対象をちっとも見ないで観念的にものをいっているだけということ、 つまり対象への細かい心くばりがないということだから、 緻密さに欠けるのはいっさいのものが欠けることにほかならない。 「春宵十話」 ( 情緒と日本人 153頁)
※文美禄: 大学生による不祥事・悲劇が度々繰り返されるが、昨今のテレビ・マスコミ、あるいはゲームの世界の、生きることへの緊張感や誠実さといったものが欠如している状況が根底にあると思われます。 このブログで 「 岡潔の言葉 」 を中心に掲載しているのは、 「 家庭及び学校における教育 」 のあり方を、根本からそして早急に変えていかなければ、 「日本は滅亡する 」 という思いからです。
※文美禄: 大学生による不祥事・悲劇が度々繰り返されるが、昨今のテレビ・マスコミ、あるいはゲームの世界の、生きることへの緊張感や誠実さといったものが欠如している状況が根底にあると思われます。 このブログで 「 岡潔の言葉 」 を中心に掲載しているのは、 「 家庭及び学校における教育 」 のあり方を、根本からそして早急に変えていかなければ、 「日本は滅亡する 」 という思いからです。
コメント 0