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「 岡潔 」 と 「ノーベル賞」 [文美禄]

夜雨の声 (角川ソフィア文庫)

夜雨の声 (角川ソフィア文庫)

  • 作者: 岡 潔
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川学芸出版
  • 発売日: 2014/09/25
  • メディア: 文庫



人間の建設 (新潮文庫)

人間の建設 (新潮文庫)

  • 作者: 小林 秀雄
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/02/26
  • メディア: 文庫


 岡本太郎について書いた時の、もう一人、今までと違ったイメージで見直している人というのが「岡潔」である。 上の写真は現在読んでいる、山折哲雄編の「 やうのせい 」。 下は私がずいぶん昔に読んだ、小林秀雄氏との「対談 人間の建設」(写真は文庫版)。 「人間の建設」をしっかり読んでいれば、岡潔氏に「違ったイメージ」は持たなかったんだろうと思うが、その時は小林氏中心で本を読んでいたため、あまり記憶に残らなかったようだ。 近年、岡潔氏の本の改訂版が、文庫本として何冊か出版されているのを見ると、「日本も、まんざらでもないな」と思っている。 私も現在、そのうちの3冊ほど「Amazon」に注文済である。 さて最後に「ノーベル賞」だが、日本人はちょっと騒ぎすぎと思ってはいるが、「ボブ・ディラン」氏の受賞は?というのが正直である。 そもそも以前から、なぜ文学賞だけなんだと思うし、文学賞を「芸術賞」に変更して、範囲を広げたらいいのではとも思っている。 そして、誰かが言っていたが、そもそもノーベル賞に「数学賞」がないのが問題だと。 もし「数学賞」があったら、岡潔氏は当然受賞していただろうし・・・。 ( またしても、書きすぎ。 「風に吹かれて」他好きな曲はあるけど・・・難しいところ )

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岡本太郎 の 「違ったイメージ」 [文美禄]

万博記念公園駅(岡本太郎).jpg
 最近、大阪万博の「太陽の塔」の記事を読んで、数か月前に読んだ文章から、岡本太郎という人物のイメージが大きく変わったことを思い出した。 それは「ちゅらかさの伝統」という沖縄に関する文章で、そこには、おおよそ「芸術は爆発だ!!」というあのイメージの岡本太郎氏とは、別人の書いた文章のようで、薄っぺらな知識で人を判断してはいけないことを、強く思わされた。 その文章は、大変美しい日本語で書かれているように思えた。 実は、今読んでいる本の著者も同様で、今まで持っていたイメージとは大分違っていて、驚いている。 このことは、次の機会に書くことにする。 (UPした写真は、つくばEXの万博記念公園駅前にある岡本太郎氏の作品で、数年前に見た記憶がある。)
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