岡潔の言葉 ( その2 ) [岡潔]
たとえば、すみれの花を見るとき、あれはすみれの花だと見るのは理性的、知的な見方です。 むらさき色だと見るのは、理性の世界での感覚的な見方です。 そして、それはじっさいにあると見るのは実在感として見る方法です。
これらに対して、すみれの花はいいなあと見るのが情緒です。 これが情緒とみる見方です。 情緒と見たばあいすみれの花はいいなあと思います。 芭蕉もほめています。 漱石もほめています。 「風蘭」 ( 情緒と日本人 14頁)
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