渡部昇一の言葉(その9) [渡部昇一]
『 本音と建前 』
いくら誠実さを装っても、人にはかならず本音と建前がある。まずは、このことを大前提と考えなければなるまい。そのうえで言うならば、自分の心の本音と建前を見極めることこそ、誠実に生きることにつながると言える。建前と本音を分ける、自分に対する正直さを持つと言ったほうが、わかりやすいだろうか。自分に誠実であるということは、人にも誠実であるということ
( 渡部昇一 一日一言 1月6日 )
『 日本のIT産業が中国に盗まれている 』深田 萌絵 (著) [読んだ本]
渡部昇一の言葉(その8) [渡部昇一]
『 天を意識する 』
「 天 」を意識することで生まれるような「 自信 」があるのとないのとでは、や
はり危機に対する反応が違ってくるはずですし、ひょっとすると起こる現象そのものが違ってしまうかもしれない。そういうふうに信じてもいいのではないかと思います。私は、本当の自信は思わざる幸運を引き寄せる力があるという感じがしているのです。
( 渡部昇一 一日一言 1月12日 )
「ナンノハナ」(?) [デジカメ_花]
渡部昇一の言葉(その7) [渡部昇一]
『 ひらめき 』
多くの人は、。「 あっ 」と思いついたことがあっても、それをすぐに忘れてしまう。しかし、実はそのピカッと一瞬光ったものの中に、生きるうえで大切な示唆が潜んでいることがある。
だから、それを忘れないように、すぐにメモしておく。決して「 くだらない思いつきだ 」とは思わないで、「 このひらめきの中には、何か大切なヒントが隠れているのではないか 」と考える習慣を身につけるようにすると、人生が変わってくる。
( 渡部昇一 一日一言 1月22日 )
渡部昇一の言葉(その6) [渡部昇一]
『 上達、下達 』
上達しているか、下達しているか、これは人間の生き方の大きな分岐点になる。人間は同じところに留まっていることはなく、上に進んでいるか、下に向かっているかのどちらかなのであることを忘れてはなるまい。向上か、堕落か、毎日がその選択に迫られているといってよいのだ。
( 渡部昇一 一日一言 1月4日 ) ※ 厳しい~! けど 掲載します。( 文美禄 )
渡部昇一の言葉(その5) [渡部昇一]
『 必勝の信念 』
必勝の信念は初めからあるものではない。ありとあらゆる準備をして、もうこれしかないとなったときに、それが結果的に必勝の信念になるのである。
( 渡部昇一 一日一言 1月8日 )
渡部昇一の言葉(その4) [渡部昇一]
『 元気と愉快 』
元気と愉快というのは、人生においてきわめて重要である。仕事はとにかく常に元気で愉快にやる。その気分が重要だということをわれわれは意識すべきだと思う。ジュリアス・シーザーの特色はいつも上機嫌だったことだそうだ。
( 渡部昇一 一日一言 1月1日 ) ※ 順不同で掲載します。
渡部昇一の言葉(その3) [渡部昇一]
『 露伴の幸福三説 ③ 植福
』 最後に、植福です。惜福にしろ、分福にしろ、今、生きている人の話です。ところが、植福は今生きている人がいなくなった将来の話です。
たとえば、ここに大変いい実のなる柿の木があったとします。それをすぐに食べてしまわないで、残りは干し柿にして少しずつ食べる。あるいは自分だけで食べないで、みんなに分ける。これは惜福、分福です。ところが、子孫のために柿の木を植えようとする人は、自分がその恩恵に与かることは絶対にないことがわかっていてやるわけです。これが植福の精神です。
( 渡部昇一 一日一言 1月11日 )